フルハウスは、スリーカード(同じ数字3枚)とワンペア(同じ数字2枚)を組み合わせた役で、ポーカーの役の中でも上位に位置する強い役です。
5カードドローでフルハウスが成立する確率は0.1441%(694分の1)とされており、フラッシュやストレートよりも出現しにくく、フォーカードよりは出やすい役です。
フルハウス同士がぶつかった場合は、ペア部分ではなくスリーカード部分の数字の大小で強さが決まります。この記事では定義から確率、強さの比較ルール、実戦での活かし方までを解説します。
フルハウスとは?基本の定義
フルハウスとは、手札5枚のうち同じ数字(ランク)のカード3枚(スリーカード)と、別の数字のカード2枚(ワンペア)を組み合わせて完成する役です。たとえば「K・K・K・8・8」のように、キング3枚とエイト2枚がそろえばフルハウスとなります。
スートは関係なく、数字の組み合わせだけで成立します。テキサスホールデムでは手札2枚と場の共通カード5枚、合計7枚の中から最も強い5枚を選んでフルハウスを作ります。
フルハウスの成立確率
トランプ52枚から5枚を配る5カードドローにおいて、フルハウスができる確率は0.1441%、およそ694回に1回の割合です。役の中では珍しい部類に入り、完成すればほとんどの場面で優位に立てる強さを持っています。
フルハウス同士がぶつかったときの強さの決め方
初心者が誤解しやすいポイントですが、フルハウス同士を比較する際はペア部分ではなく、スリーカード部分の数字の大小で優劣が決まります。
たとえば「K・K・K・2・2」と「Q・Q・Q・A・A」を比べた場合、ペアだけ見るとエース(A)を含む後者が強そうに見えますが、実際はスリーカードがキング(K)である前者の勝ちです。ペアの数字がどれだけ強くても、スリーカードのランクが上回っていれば逆転はできません。
スリーカードの数字が同じ場合(コミュニティカードの絡みで発生し得ます)は、次にペア部分の数字の大小で強さを決めます。
役の強さ比較表
| 順位 | 役名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1(最強) | ロイヤルストレートフラッシュ | 同じスートのA・K・Q・J・10 |
| 2 | ストレートフラッシュ | 同じスートの連続した5枚 |
| 3 | フォーカード | 同じ数字4枚+任意の1枚 |
| 4 | フルハウス | スリーカード+ワンペア |
| 5 | フラッシュ | 同じスートの5枚(数字は不連続でも可) |
| 6 | ストレート | 異なるスートの連続した5枚 |
表の通り、フルハウスはフラッシュやストレートより強く、フォーカードには及びません。序列を覚えておくと、勝敗判断のスピードが上がります。
テキサスホールデムでの実戦上の狙い方
セットからのフルハウスを狙う
手札のポケットペアがフロップでもう1枚そろい「セット」になった状態から、ターンやリバーでボードにペアができればフルハウスが完成します。セットは強い役ながら見た目が地味なため、相手からベットを引き出しやすいのが特徴です。
ボードペアとの絡みに注意する
共通カードにペアが2枚以上できている「ボードペア」の場面では、手札のワンペアやスリーカードと組み合わさってフルハウスが成立しやすくなります。反対に、自分がフルハウスを作れたと思っても、より強いスリーカード部分を持つ相手に負ける可能性があるため、ボード状況を必ず確認しましょう。
よくある質問
Q1.フルハウスとフラッシュはどちらが強いですか?
フルハウスの方が強い役です。役の序列では、フラッシュよりフルハウスが上位に位置します。
Q2.フルハウス同士なら必ずペアの強さで決まりますか?
いいえ、まずスリーカード部分の数字で比較します。ペア部分の数字で決まるのは、スリーカードの数字が同じだった場合のみです。
まとめ
フルハウスは、スリーカードとワンペアを組み合わせた強い役で、5カードドローでの成立確率は0.1441%(694分の1)です。フルハウス同士がぶつかった場合は、ペアではなくスリーカード部分の数字で強さが決まる点を必ず押さえておきましょう。テキサスホールデムでは、セットからの発展やボードペアとの絡みを意識することで、フルハウスを狙いやすくなります。役の序列と比較ルールを理解し、実戦での判断に役立ててください。
全10種類の役の強さ順はポーカーの役一覧【全10種類】強さ順ランキングでまとめて確認できます。


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